タツモ株式会社
判断材料の整理であり、売買の推奨ではありません。数値は yfinance(2026-10-21 更新)、 「AI」と付いた欄は gemini-2.5-flash が検索結果をもとに書いた文章です(2026-10-21 分析)。 誤りを含むことがあるので出典で確認してください。
タツモ株式会社は、半導体製造装置や液晶関連装置、精密な金型と樹脂製品、そして表面処理用の機器を開発、製造、販売している会社です。特に半導体製造プロセスに使われる装置が主な事業となっています。
事業の構成(売上の割合)AI
ビジネスの流れAI
半導体製造装置は、長年培ってきた技術と最先端の技術を組み合わせて開発されています。ナノインプリント技術の開発にも力を入れ、設計から製造まで一貫したソリューションを提供しています。
半導体製造装置やFPD製造装置は、お客様の注文を受けてから生産する「受注生産」が中心です。ベトナムにある子会社を活用することで、コストを抑えた生産も行っています。
製品の約8割は海外のお客様向けのオーダーメイド品です。国内外の半導体メーカーや研究機関、液晶パネルメーカーなどに販売しています。
パワー半導体向けの貼合・剥離装置では世界の市場で約9割のシェアを持ち、液晶カラーフィルター用の塗布装置でも高いシェアを誇っています。高精度で安定したウェーハ搬送ロボットも強みです。
業績の推移
数値で見る
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 |
|---|---|---|---|
| 2022/12期 | 244億円 | 28億円 | 23億円 |
| 2023/12期 | 282億円 | 37億円 | 24億円 |
| 2024/12期 | 359億円 | 59億円 | 42億円 |
| 2025/12期 | 354億円 | 48億円 | 35億円 |
割高・割安の目安
株価が1株あたり利益の何年分か。低いほど割安とされるが、業種や成長性で目安が違う
来期の予想利益で計算したPER。実績より低ければ増益が見込まれている
株価が1株あたり純資産の何倍か。1倍未満は会社の資産価値より安い状態
株主のお金を使って1年で何%稼いだか。8〜10%以上がひとつの目安
株価に対して1年間に受け取れる配当の割合
理論株価(3つの方式)
計算の中身
- 資産価値 = BPS 1,820.89 × 割引評価率 0.7(自己資本比率 54.4%)= 1,274.62
- ROE = EPS 132.53 ÷ BPS 1,820.89 = 7.3%
- 財務レバレッジ補正 = 1 ÷ (54.4% + 0.33) = 1.144
- 事業価値 = EPS × ROE × 50 × 補正 = 551.89
- 理論株価 = 1,274.62 + 551.89 = 1,826.51
⚠ 予想EPS 286.8 が実績EPS 132.53 から大きく離れているため、データの誤りを疑い実績EPSで計算しました
計算の中身
- 過去4期のPER: 8.9倍 / 15.1倍 / 11.5倍 / 8.6倍(各期の平均株価 ÷ その期のEPS)
- PER基準 = 実績EPS 132.53 × PER中央値 10.2倍 = 1,350.48
- 過去の最低〜最高PERで計算すると 1,141.08 〜 1,995.9
- (参考)PBR基準 = BPS 1,820.89 × 過去のPBR中央値 1.51倍 = 2,740.44
計算の中身
- 出発点のFCF = 直近3年平均 42億
- 1〜5年目: 年5.0%成長、割引率 7.9% で現在価値に直すと 合計 193億
- 6年目以降(年1.0%成長がずっと続く前提)の現在価値 533億
- 純有利子負債(負債 − 現金)-63億 を引いて、株主の取り分 790億
- ÷ 発行済株式数 0.14億株 = 5,451.69
▲ 好材料AI
先端パッケージ向け装置の需要増
AIサーバーなどの高性能化に伴い、半導体の先端パッケージ向け装置の需要が高まっており、これが会社の成長を後押ししています。
ニッチ分野での高い市場シェア
パワー半導体に使われる貼合・剥離装置では世界市場の約9割を占め、液晶カラーフィルター用の塗布装置でも世界トップクラスのシェアを持っています。
高い技術力とオーダーメイド対応
長年の経験と最先端技術により、半導体製造装置や搬送装置の分野で高い評価を得ています。製品の約8割がお客様の要望に合わせたオーダーメイド品です。
受注残高の急増
2026年12月期の中間期では、受注高が前年同期と比べて大きく増え、今後の売上につながる受注残高も大幅に積み上がっています。
▼ 懸念材料AI
直近の業績悪化と検収遅れ
2026年12月期の中間期では、出荷した装置の検収が遅れたことが主な原因で、売上高や営業利益が大きく減少しました。